令和6年度 妊婦・子どもインフルエンザ予防接種の助成のご案内
インフルエンザの発症や重症化を予防し、子育て世帯の経済的負担を軽減することを目的に、妊婦および中学3年生までの子どものインフルエンザワクチン予防接種費用の助成を行っています。
なお、この予防接種は任意接種です。接種を希望する方は、医療機関へ予約の上、受診してください。
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することにより起こる流行性の急性呼吸器疾患です。通常の風邪とは異なり、高熱、関節痛、筋肉痛などの全身症状とともに、咳、鼻水、頭痛などが見られます。
乳幼児がかかると気管支炎や肺炎などの合併症を起こし重症化しやすく、これらの予防には予防接種が有効であるとされています。
予防接種を受けてから抵抗力がつくまで2週間程度かかり、その後5ヶ月間は十分な効果が持続するとされているため、毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことが必要です。
接種の時期につきましては、かかりつけ医とご相談ください。
対象者(助成回数)
- 妊婦・・・1回
- 生後6か月(接種時)から13歳未満・・・2回
※なお、経鼻ワクチン(フルミスト)の場合は、左右の鼻腔へ各1回ずつの噴霧で接種完了のため助成回数は1回となります。 - 13歳から中学3年生(平成21年4月2日以降生まれ)の年齢に相当する方・・・1回
助成対象となる予防接種の実施期間
令和6年10月1日(火曜日)から令和7年1月31日(金曜日)までの間に接種した場合
実施方法
実施医療機関に電話予約のうえ下記の必要書類を持参しお受けください。
なお安達管内の実施医療機関は下記に掲載しています。
【必要書類】
・妊婦の方 … 「母子健康手帳」
・子どもの方 … 「母子健康手帳」「健康保険証」または「子ども医療費受給者証」、「マイナンバーカード」などの年齢が確認できる書類
・生活保護世帯の方 … えぽか2階の保健福祉部 社会福祉課で申請者の印鑑、本人の確認できる書類(免許証、健康保険証など)を持参のうえ証明書の交付を受けてください。
※助成の対象は、本宮市内に住所がある方です。本宮市に住所がない方は、住所地の市町村にお問い合わせください。
助成額
1,500円
※1回あたり1,500円を市が負担しますので、残りの金額を医療機関へ支払ってください。ただし、本宮市、二本松市以外の医療機関で接種する場合は、全額医療機関へ支払い、接種後に手続きが必要です。令和7年3月末日までに、下記をご持参になり保健課で手続きをしてください。
(1)接種記録が確認できるもの(母子健康手帳等) (2)領収書、明細書 (3)印鑑 (4)振込口座通帳
※生活保護世帯の方は接種料金が無料となります。
注意事項
◎インフルエンザの予防接種は、必要性や副反応についてよく理解したうえでお受けください。
◎予診票は予防接種による健康被害を防ぐために重要なものです。接種を受ける方(子どもの場合は保護者)が責任を持って記入してください。
◎治療中の病気がある方は主治医に相談のうえ接種してください。
接種を受けられない人
◎明らかに高熱のある方。 一般的に、体温が37.5℃以上を指します。
◎重篤な急性疾患にかかっていることがあきらかな人。急性の病気で薬を飲む必要のあるような人は、その後の病気の変化がわからなくなる可能性もあるので、その日は見合わせるのが原則となっており、医師が接種不適当と判断したときは接種できません。
◎インフルエンザワクチンに含まれる成分によって、アナフィラキシー(じんましん、呼吸困難など)を起こしたことがあることが明らかな人。
これら以外でも医師が接種不適当と判断したときは接種できません。
インフルエンザ予防接種の副反応
※接種を受けた後30分間は急な副反応が起こることがありますので、医療機関にとどまり様子を観察してください。また、副反応の多くは24時間以内に出現しますので、この間は特に体調に注意してください。
※副反応の症状が現れたときは、医師の診察を受けてください。
◎副反応
接種部位の発赤・腫脹・疼痛、全身症状として発熱・悪寒・頭痛・倦怠感を認める事がありますが、通常、2日から3日以内に消失します。
また、まれに接種直後から数日中に、発疹・じんましん・紅斑・掻痒が現れることがあります。
◎重大な副反応
まれにショック・アナフィラキシー様症状(じんましん、呼吸困難、血管浮腫等)が現れることがあり、そのほとんどが接種後30分以内に現れます。
その他、ギランバレー症候群、けいれん、急性散在性脳脊髄炎(Adem)、肝機能障がい、黄疸、喘息発作が現れるなどの報告があります。