水害に備える~Part1自助~
水害に備える~Part1自助~
水害から自分や大切な人の命を守るためには、自宅や職場などの自然災害の危険性を日ごろから理解し、災害が発生する前に安全な場所に速やかに避難する必要があります。改めてご確認ください。いざというときに速やかに避難するために、避難する場所や避難のタイミング、避難先までの経路などを考え、具体的な自分の避難計画(マイ避難)を作りましょう。
1.ハザードマップ
昨年は、多くの地域で大雨による被害が発生しました。自分が住む家やその周辺にどのような水害や土砂災害があったのか、どのようなリスクがあるのかを知ることが大切です。
台風シーズン前のこの時期に「ハザードマップ」などで再度確認し、災害の発生に備えましょう。
「ハザードマップ」は市民部 防災対策課や白沢総合支所 市民福祉課などの公共施設で配布しているほか、市のホームページでも確認することができます。
ハザードマップはこちら
2.避難時の5 つのポイント
(1)災害に応じて避難所を開設します。市の防災行政無線やホームページなどで確認しましょう。
(2)避難とは、「難」を「避」けることです。多くの人が避難所に集まってしまうと「密」の状態になってしまいます。新型コロナウイルスの影響も考え、安全な場所にある親戚や知人宅に行くことなど、避難の仕方についても下記の避難行動判定フローで確認してみましょう。
(3)高齢者など避難に時間を要する家族がいる場合には、自家用車での避難も有効です。早めの避難を心がけましょう。
(4)避難所には新型コロナウイルスの感染を防止するための物品が備えてありますが、限りがあるためマスクや体温計などはできるだけ携行するように心がけましょう。
(5)豪雨時の屋外の移動は車も含め危険です。やむを得ず車中泊をする場合は、浸水しないよう周囲の状況などを十分確認しましょう。
3.災害時の情報収集
(1)さまざまな媒体から避難情報を発信しています
避難情報は水害などの危険性が高まった際に、市の防災行政無線やホームページ、テレビ、FM ラジオ放送、携帯電話のエリアメールなど多様な手段で発信されます。どのような手段で入手できるか日ごろから確認しておきましょう。
(2)NHK のデータ放送をご活用ください
NHK 総合テレビのデータ放送では、簡単かつ速やかに、避難情報や開設された避難所の情報、河川の水位情報などを入手できます。テレビのリモコンのデータ放送の使い方を日ごろから確認しておきましょう。
リモコンの「d」または「データ連動」と書かれたボタンを押してください。
詳しい操作方法はこちら<外部リンク>
4.避難行動判定フロー
避難の仕方について、避難行動判定フローで確認してみましょう。
5.生き残るために「率先避難」
近年、これまで行政が取り組んできた「ハード対策」や「周知の徹底」といったことだけでは対応しきれない規模の災害が、日本全国で毎年のように発生しています。
そのような災害で生き残るためには、早めの避難が最も大切です。
しかしながら、避難勧告などが発令されると、不安になり、誰もが避難するか否かで悩んでしまいます。そのような中、近隣の人々が避難していないのを見たり、1 人では避難を決断できなかったりすると、避難行動が遅れてしまいます。
1 人だけでは避難が不安な場合や自分は大丈夫だと感じている場合でも、地域の人々で避難を呼びかけあうことで、避難行動が取りやすくなります。
近隣に声をかけて率先して避難することが、多くの命を救うことにつながります。勇気をもって避難しましょう。
災害から身を守るために市の制度をご活用ください
(1)土のうの配布
市では、突発的な大雨や台風時における住宅の浸水害対策として、土のうの配布を行っています。
土のうが必要な人は、下記担当へお問い合わせください。
【問い合わせ先】
市民部 防災対策課 電話0243-24-5365
白沢総合支所 市民福祉課 電話0243-44-2114
(2)雨水流出抑制施設設置補助金制度
市では、雨水による浸水被害の軽減を図るため、雨水流出抑制施設を設置する人に設置費用の一部を補助しています。
制度の詳細はこちら
【問い合わせ先】
建設部 上下水道課 電話0243-24-5413