稲沢御田植踊(いなざわおたうえおどり)
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月1日更新
この踊りは、田の神に対して、その年の豊作を祈願した予祝神事である。明治末期に近隣の二本松市石井地区にある田植踊りを習いうけ、大正3年の正月から行うようになったといわれる。
演目は、稲作の順にしたがって16種あり、久六がその一つ一つを言いつけ、早乙女と奴が踊っていく。囃し方は歌い手と小太鼓、笛、すり鉦である。
かつては小正月の行事であったが、現在は年重ねなどの祝いの席で演じられている。
本宮市指定無形民俗文化財
指定月日
昭和50年5月1日
所在地
本宮市稲沢字梅ケ久保
保存団体
稲沢御田植踊保存会