8月11日、本宮市に英国オリンピック委員会から、これまでの英国チームへの応援に対する感謝の思いを示す絵画が届きました。市では、大会期間中、自宅を生中継会場として、英国チームを応援する「おうちdeライブサイト」を企画。多くの市民の皆さんから英国チームの応援動画・写真が寄せられていました。
絵画は同委員会の公式アーティストを務めるベン・モスリーさんが描いた「From London to Tokyo(ロンドンから東京へ)」と題した作品。限定30枚のうち1枚が贈られました。2012年のロンドン大会と今回の東京大会とのつながりが表現されています。
絵画には、同委員会のヒュー・ロバートソン会長とアンディ・アンソンCEOの連名による手紙も添えられており、「新型コロナウイルス感染症の拡大によって信じがたいくらい困難な時期であるにも関わらず、チームGBへのあなたがたの応援は確固としたもので、そしてこのことは過去何年かの間に私たちが築いた素晴らしい絆の証です」とつづられていました。全文は下記をご覧ください。
8月24日には、東京2020パラリンピックが開幕します。引き続きおうちでチームGBを応援しましょう!(https://www.city.motomiya.lg.jp/site/motomiyasi-kokusaikouryu-tokyo2020/ouchi-de-livesite.html)
英国オリンピック委員会からの絵画
2021年8月5日
高松市長へ
東京2020オリンピック競技大会の閉会が近づいている中、私たちはこの機会に過去5年間あなたがしてくれたチームGBへの応援のすべてにお礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の拡大によって信じがたいくらい困難な時期であるにも関わらず、チームGBへのあなたがたの応援は確固としたもので、そしてこのことは過去何年かの間に私たちが築いた素晴らしい絆の証です。
私たちは、日本の皆さんが東京2020大会が安全に開かれることを保証するために大きな犠牲があったことを認めています。― そしてその犠牲は世界中に反響した東京2020大会を確かにつくりました。
日本政府と東京2020大会はホスト国として信じられない仕事を成し遂げ、そして参加したすべてのアスリートや世界中から観戦したすべての人にとってとても素晴らしい瞬間を作ってくれました。
東京2020大会は私たちが想像していた形とはとても変わってしまいましたが、私たち2つの組織のつながりはオリンピックの精神の本当の象徴となり、私たちはこのつながりを素晴らしく誇りに思っています。
緊急事態宣言が継続していることは、私たちが直接会うことができないこと、そして思うように私たちのパートナーシップを祝うことができないことを意味していて、私たちは心から悲しく思っています。
私たちは2022年の早いうちに私たちが正式にお礼を言うために訪れることを望んでいます。
私たちの感謝の小さな象徴として、あなたに贈り物をさせてください。これは私たちの友好の象徴だけではなく、私たち2つの国の長年のつながりの象徴でもあります。これは、英国オリンピック委員会から特別に委嘱されている芸術家ベン・モスリーの作品で、30枚限定の作品となっています。この作品は、2012年のロンドン大会と2020年の東京大会のつながりを象徴しています。
最後に、あなたが私たちにしてくれたすべてのことに改めて感謝し、そして私たちは2022年にあなたに会えることを祈っています。
あなたとあなたの家族の健康を祈っています。
英国オリンピック委員会会長 ヒュー・ロバートソン
英国オリンピック委員会CEO アンディ・アンソン