阿武隈川上流(鏡石町・矢吹町・玉川村)に遊水地を整備しています
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年5月24日更新
東日本台風による甚大な被害を踏まえ、浸水被害軽減のため阿武隈川上流に、新たな遊水地群の整備が進められています。
遊水地は、洪水時に川の水を一時的に貯め込み、遊水地周辺と下流の水位を下げ、浸水被害を軽減するものです。
国が主体となり、県や市町村が連携し取り組んでおり2028年度の完成を目指しています。
遊水地は、鏡石町・矢吹町・玉川村にまたがり、総面積は約350ha、川の水の貯留量は東京ドーム12~16杯分の約1,500~2,000万立方メートルで、遊水地内を掘削して容量を確保します。
この遊水地の整備により、東日本台風により大きな被害を受けた阿武隈川下流に位置する本市にとっても、阿武隈川の水位を下げる大きな効果が期待されています。
上流域の広大な土地を活用させていただくことにより、下流域では防災・減災の恩恵を受けることができます。
5月21日、本宮市議会の議員の皆さんが遊水地整備事業の取り組みについて、理解を深めるため予定地を視察しました。
視察では、広大な水田や畑を前に担当者などから説明を受け熱心に聞き入っていました。
鏡石町長から地元状況の説明を受ける議員の皆さんと高松市長