中條河畔広場及び阿武隈川上流本宮地区堤防整備事業の完成式典を行いました
中條河畔広場及び阿武隈川上流本宮地区堤防整備事業の完成式典が、6月6日、中條河畔広場で行われ、治水対策と一体となったまちづくり事業の完成を祝いました。
式典では、高松市長が「堤防整備は長年の悲願であった、市民の命を守ると同時に、水辺が市民の憩いの場となるように、河畔広場を中心に水辺空間を活用した活性化事業を進めたい」との式辞を述べ、丸山和基福島河川国道事務所長、三瓶裕司市議会議長らがあいさつし、関係者がテープカットしたほか、記念モニュメントなどを披露しました。
整備事業は平成17年度から始まり、阿武隈川両岸の堤防を嵩上げしました。左岸側は市街地への影響を最小限にするためコンクリートの特殊堤方式を採用し、従来の堤防より約1.5メートル高くなったため、令和元年東日本台風時と同じ水位まで上昇しても対応できる高さとなりました。また、川と親しんでもらうため水辺の散策路の整備や案内看板が設置され、中條地区の堤防沿い約400平方メートルを舗装し、電源付き照明を設置したイベントに活用できる中條河畔広場を整備しました。
テープカットをする関係者(左から三瓶裕司市議会議長、根本匠衆議院議員、高松市長、丸山和基福島河川国道事務所長、長嶺勝広県北建設事務所所長、佐藤政隆県議会副議長)
記念モニュメントの除幕を行いました
築堤事業説明看板の除幕を行いました(左から長林久夫日本大学工学部名誉教授、丸山和基福島河川国道事務所長)