2月27日に定例記者会見を行いました。会見内容は下記のとおりです。
報道機関の皆様方には、ご多用の中、お集りをいただき、ありがとうございます。
日頃より様々な本市の取組み状況を広く発信いただいておりますとともに、市政発展にご協力をいただいておりますことに対しまして、心より感謝を申し上げます。
当市は、令和9年1月1日に、誕生20周年を迎えます。令和7年度は、この記念すべき日に向けた大変重要な年度であると捉えております。
よい形で、市民の皆様とともに20周年を迎えられるよう、策定から7年目になります本宮市第2次総合計画に掲げる将来像、「『笑顔』あふれる『人』と『地域』が輝くまち もとみや」の実現に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、今後とも引き続き、ご支援賜りますよう、お願い申し上げます。
さて、2月22日に、全国まゆみちゃん交流プロジェクト「魅力再発見!バースデーバスツアー」を実施しましたところ、京都、岐阜、東京をはじめ、全国から会員のまゆみさんたちに参加いただきました。
ツアーでは、ふれあい美術館観覧、餅つき体験、駅前街歩きなどを堪能していただき、会員との絆を深めたところでございます。
現在、全国に2,027人の会員がいらっしゃいます。今後も、会員との交流を図りながら、本市の魅力を体感していただき、全国に発信してまいりたいと考えております。
それでは、次第により発表させていただきます。
資料1をご覧ください。
本年は、現皇太子であるウィリアム王子が来市したことを契機に、プリンス・ウィリアムズ・パークとして開園10周年となる記念の年であります。
明日2月28日は、ウィリアム皇太子が来市した記念日として、市内小中学校の給食において、ローストビーフなど、英国にちなんだメニューの提供を行います。私も白沢中学校の生徒とともに給食をいただきます。なお、副市長は本宮まゆみ小学校に、教育長は岩根小学校でそれぞれ児童とともに給食をいただくこととしております。
また、10周年記念事業としまして、バラの花がもっとも綺麗に咲く時節の本年5月31日土曜日に、もとみや国際交流親善大使であります、元英国下院議員やロンドン市副市長を歴任されましたビクトリア・ボーリック氏と、そのご夫君で、上院議員であるジェイミー・ボーリック氏、前ケンジントン&チェルシー王室特別区長のプリーティー・ハット氏や駐日英国大使館関係者をはじめ、これまで本市と英国の橋渡しにご尽力をいただいてきた方々をお招きし、プリンス・ウィリアムズ・パーク開園10周年記念フラワーフェスティバルを開催いたします。
主な内容としましては、記念式典のほか、英国ケンジントン&チェルシー王室特別区友好協定の記念碑除幕式、白沢中学校による吹奏楽演奏をはじめ、本宮市商店街連合会のほか様々な団体の皆様と連携しながら、英国に関連する多彩なイベントを実施し、市内外の多くの方々に楽しんでいただけるよう、大いに盛り上げてまいりたいと考えております。
詳細がまとまりましたら、あらためて情報提供させていただきますので、広く発信いただきますよう、お願いいたします。
資料2をご覧ください。幼稚園における給食の提供につきましては、保護者の皆様からの要望やニーズ等を踏まえ、園児及び保護者を対象に、試食会を実施してまいりました。
試食時のアンケート結果からは、約7割の保護者から配食弁当を利用したいとの意向があったことから、保護者のお弁当作りの負担軽減を図ることを目的に、令和7年4月より配食弁当の提供を開始します。
また、配食弁当を希望しないと回答した保護者のうち、約4割の方々は経済的な負担感を理由としており、経済的不安が解消されれば、合せて約8割を超える方々が配食弁当を希望しているという状況を踏まえ、子育て世帯の支援の一環として、保護者の皆様の経済的負担軽減を図るため、保育所給食費及び幼稚園配食弁当代につきまして支援を行うものです。
保育所につきましては、月額4,500円の半額を支援し、保護者負担を月額2,250円、年額27,000円とするもので、幼稚園についても、保護者負担額を保育所給食費と同様の27,000円とし、支援を行うものです。
さらに、小中学校につきましても、給食費の約60%の支援を継続することで、一体的な子育て世帯の負担軽減を図ってまいりたいと考えております。
資料3をご覧ください。
「だれもが いつでも どこでも読書にふれることのできる街 もとみや」を目指し、これまでの図書館の利用者はもとより、図書館へ来館できない方へも読書サービスを提供することで、読書の機会の増加・多様化を図るため、図書館サービス向上DX化を行うことといたしました。
事業内容については、大きく分けて三つの柱で構成しております。一つ目は、電子図書館システムの導入、二つ目は、図書予約システムサービスの導入、三つめは、電子図書普及・活用講座の開催であります。
システムの導入については、年度当初より準備を始め、10月頃からの供用開始を目指してまいりたいと考えております。
今後、先進事例の導入状況等も調査しながら、本市の特色を活かした、よりよい読書環境の構築に向けて事業を進めて参りたいと考えております。
資料4をご覧ください。
本宮市ふれあい美術館につきましては、昨年9月のリニューアルオープン以来、市内外から多くの方々においでいただき大変好評をいただいております。
令和7年度におきましても、さらに魅力を高めるため、企画展を開催するとともに、モニュメントを設置いたしますので、ご報告いたします。
本宮市ふれあい美術館は、英国の芸術家ポール・スプーナーの自動人形を「ポール・スプーナー オートマタホール」として常設展示いたしておりますが、ウィリアム皇太子殿下来市10周年を記念いたしまして、英国で著名なデザイナーであり、モダンデザインの父と呼ばれるウィリアム・モリスの展覧会を開催したいと考えております。
会期は、9月から10月で、代表的な作品である「いちご泥棒」などの壁紙や家具等の展示のほか、英国の風景写真や映像の投影による没入型展示にしてまいりたいと考えており、併せまして、講演会やワークショップも開催する予定であります。
また、本市在住の彫刻家で、日展入賞者であります、遠藤 徳氏の作品を、美術館庭園に設置いたします。
作品は、子どもと動物がたわむれる銅像であり、来館される皆様の心を和ませていただけるものと思っております。
除幕式は、5月中旬を予定しております。併せまして、遠藤 徳作品展を開催いたします。
報道各社の皆様にも、ぜひご来場賜りますようお願い申し上げます。
資料5をご覧ください。
まゆみ防災リーダーズにつきましては、これまで、長い間活動を続けてまいりました、本宮市女性消防協力隊の組織体制や活動内容を見直し、隊員の負担軽減を図り、また、地域で活躍する防災リーダーを育成する組織として、令和7年度より新たに活動をスタートするものであります。
これまでの防火防災の知識向上に加え、新たに、それぞれの地域で活躍する防災リーダーの育成を目指し、火災予防の普及啓発や、研修会・講習会を通して、隊員お一人おひとりのスキルアップを図りながら、それぞれの地域で活躍できる防災リーダーの育成を進めてまいります。
また、隊員の方で、防災士の資格取得を望まれる方には、資格取得の支援も行ってまいります。
近年、自然災害が激甚・頻発化していく中で、各地域における自助・共助の取組みが、大変重要となってまいります。
世代や性別を問わず、多くの方々のご協力により市民の皆様が安心安全な地域として機能できるよう、まゆみ防災リーダーズの活動のほか、消防団の改革、自主防災組織の育成など、各関係機関の皆さんとの連携を深めながら、本市としてあるべき地域防災力の強化に努めてまいります。
資料6をご覧ください。
新年度の子育てに関する新規事業として、子育てに関してWEBやLINEなどを活用したオンライン相談を導入します。
産婦人科医や小児科医、助産師の専門スタッフが相談に応じるもので、対象者は、妊娠前、妊娠中、出産後の女性と0歳から15歳までの子どもを持つ保護者とします。
内容は、WEBやLINEを使い、妊娠前からのプレコンセプションケアを含め、妊産婦・子どもの健康、発達・発育、育児に関する不安や悩みについて24時間365日、いつでも相談ができ、時間帯によりチャットや動画通話による相談、更には産後うつスクリーニングを用いることで、ハイリスク者の情報が得られ、市の訪問活動につなげるものでございます。
また産科・小児科の適正受診を図ることも目的としております。
このオンラインサービスの導入により、妊娠期から出産・子育て期までの一貫した伴走型相談支援を充実させてまいります。
資料6をご覧ください。
本事業につきましては、物価高・原油高が継続していることを踏まえ、経済的影響を受けている方々への支援を迅速に行うため、去る1月の臨時議会において予算を計上し、事業を進めているところですので、その内容と状況について、ご報告いたします。
支援の内容につきましては、一つに「エネルギー・食料品等価格高騰重点支援給付金」でございます。
低所得世帯への支援として、住民税非課税世帯に1世帯当たり4万円と、18歳以下の子ども1人当たり2万円の支給を、また、本市独自の給付金として、住民税均等割のみ課税世帯に1世帯当たり3万円と、子ども1人当たり2万円を支給するものであります。
二つに、農業生産資材等高騰対策支援金としまして、配合飼料等の価格高騰が続き、負担が増加していることを踏まえ、畜産農家に対し、肉用牛1頭当たり6千円、乳用牛1頭当たり9千円、豚1頭当たり900円を支援するものであります。
三つに、燃料高騰対策運送事業者応援金としまして、本市の基幹産業の一つでもある物流等を担う事業者に対し、燃料価格の高騰や2024年問題により負担が増加していることを踏まえ、貨物自動車については1台25,000円、軽貨物自動車・バス・タクシー・運転代行については1台12,000円を支援するものであります。
現在の支給状況としましては、「エネルギー・食料品等価格高騰重点支援給付金」につきましては、口座を把握している対象世帯に3月中旬までに支給する予定で、それ以外の方についても随時受付をしているところです。
農業生産資材等高騰対策支援金につきましては、現時点で申請のありました34件の畜産農家へ支給を行っております。
燃料高騰対策運送事業者応援金につきましては、現時点で申請のありました45社の事業者へ支給を行ったところです。
今後も引き続き周知を行いながら、速やかに支給してまいりたいと考えております。
資料8-1をご覧ください。
令和7年度の予算編成及び財政全般の状況について説明申し上げます。
はじめに、令和7年度の予算編成及び財政全般の状況についてご説明申し上げます。
一般会計は、前年度比7億4,120万円増の167億3,550万円であります。
国民健康保険など、5つの特別会計は、60億4,401万円、水道及び公共下水道の企業会計は30億4,230万4千円となり、全会計の合計で、258億2,181万4千円、前年度比較で、9億3,515万円の増額となっております。
一般会計の歳入の状況では、市税の総額は、51億6,222万9千円で、前年度比較で2億605万4千円の増となりましたが、この増加の主な要因は、前年度の、国の減税対策による1億円の減収分がなくなったことと、固定資産税において企業の償却資産の伸びが好調であったことが主な増加要因であります。
そのほか、主に増加しているのは、普通交付税や、社会保障費の増加による国庫支出金の増、ふるさと納税寄附金であります。
また、繰入金については、財政調整基金からの繰入では、対前年度2億9,529万4千円減の5億1,470万6千円で、ふるさともとみや応援基金からの繰入は1億7,501万1千円増の4億2,435万8千円であります。
歳出では、義務的経費で前年度比較、5億3,513万3千円の増加となり、人件費、扶助費、公債費、全ての義務的経費が大きく増加しております。
また、その他の経費では、物件費が、ふるさと納税寄附金の返礼品や、自治体情報システム標準化・共通化に係る委託料のほか、物価・人件費の上昇による委託料が増加の主な要因となっております。
令和6年度末の財政調整基金残高は、14億1,000万2千円となり、本市の財政運営計画の独自指標である14億円を確保したところであり、また、令和7年度の期末残高では、15億3,869万4千円を見込んでいるところであります。
当初予算における、ふるさともとみや応援基金の活用事業及び活用額は、6年度の12月分までの寄附積立額、全額、4億2,435万8千円を、43事業に活用させていただくものであります。なお、活用事業につきましては、市ホームページに掲載しております。
次に、令和7年度予算の主な取り組みの内容を申し上げます。
資料8-2をご覧ください。
本市の、令和6年における社会動態人口は過去最高の110人の転入超過で、4年連続でのプラスとなりました。
今後も、人口対策を最重要課題と捉え、令和7年度の予算編成スローガンを「魅力発信 オンリーワン もとみや」と定め、本市の魅力を発信しながら、人口の減らないオンリーワンのまちを目指してまいります。
それでは、本宮市第2次総合計画における各分野別の新たな取組みを中心に、先ほど説明申し上げた事業を除き、説明いたします。
はじめに、分野1「子育て・教育」であります。
「子育て・結婚」においては、保育支援・幼児教育の充実に向け、ICTシステムを活用した集金のキャッシュレス化を行い、保護者の利便性向上と保育士の業務負担の軽減を図ります。また、働きやすい職場づくりを推進し、保育士の確保に努めてまいります。
「学校教育」においては、食育の充実と保護者の負担軽減を図るため、小中学校給食費の約60%を支援します。
また、全中学生徒のGIGA端末の更新を行うとともに、小中学校のLED化を進め、教育環境の整備充実に努めます。
「生涯学習及びスポーツ」においては、誰もが安心して快適に利用できる施設の維持管理を目指し、「岩根地区公民館」の耐震補強改修にかかる実施設計を行います。
また、ハンドボール・リーグH公式戦を誘致し、「ハンドボールのまち もとみや」の復活を目指してPRしてまいります。
その他、当初予算には盛り込んでおりませんが、本宮市総合体育館及び白沢体育館の空調設備等を含めた改修を予定しております。年度途中での予算編成により進めていきたいと考えております。
次に分野2「健康・医療・福祉」です。
「健康・医療」では、これまでの健康づくり推進員に代えて、「健幸アンバサダー」を養成し、健康に対する意識の醸成を図るとともに、保健事業の分析評価を行い、新たな施策展開の検討を行います。
また、国民健康保険運営の安定化に向けた取組を継続して進めてまいります。
「高齢者福祉」においては、健康長寿のため、継続して介護予防に取り組んでまいります。また、地域包括ケアシステムの整備・充実を目指し、引き続き各事業に取り組むとともに、補聴器購入に対する助成を行います。さらに、多世代交流施設のLED化を進めてまいります。
「障がい者福祉」では、自宅等での医療的ケア児を看護する家族の負担軽減を図るため、医療保険対象外となる場合の訪問看護支援を行います。
次に分野3「経済・産業・仕事」です。
「農林業」では、認定農業者育成や新規就農に資する支援を行います。また、ため池に水位監視装置の設置を行い、適切な維持管理を図ります。
「商工業」では、物流工業都市としてのポテンシャルを活かしながら、引き続き、本宮インターチェンジ周辺への商業施設誘致に向けた環境整備を進めてまいります。また、空き店舗の解消及び市内商工業の活性化を図るため、創業者支援の補助要件を拡充します。
次に分野4「生活環境・都市基盤」です。
「環境保全・エネルギー」では、2050ゼロカーボンシティの実現に向け、CO2排出量削減に対する市民や企業の皆様の理解と協力を広げるため、継続して各事業に取り組みます。
また、国内初24時間365日対応の水素ステーションが本市内で稼働したことを受け、関係機関と連携しながら、物流の拠点地域として水素社会の実現に取り組んでまいります。
「防災・減災」では、先ほどご説明した「まゆみ防災リーダーズ」への支援のほか、避難所物資の備蓄を行うとともに、消防団アプリの導入や消防団員の活動服を高視認性活動服へ更新し、防災体制の整備と、機能別消防団員の導入による消防力の維持を図ります。
「都市機能・住環境・土地利用」では、本宮インターチェンジ周辺のインフラ整備を進めるとともに、将来を見据えた持続可能なまちづくりに資する立地適正化計画の策定を進めます。
空き家対策としては、空き家活用コーディネーターと連携しながら空き家等の適正管理及び利活用を推進するとともに、リフォーム費用などの一部助成を継続してまいります。
「道路・公共交通」では、各種公共交通の運行と市民への情報提供を行い、日常的な交通手段の確保を図ります。また、キャッシュレス決済の導入など、さらなる利便性向上と利用促進を図るための検討を行います。
道路ネットワークについては、幹線道路及び生活道路の計画的な新設改良及び維持管理を実施し、通行車両及び歩行者の安全確保に努めてまいります。
「上下水道・雨水排水路」では、引き続き、上下水道施設、雨水処理施設の整備及び維持管理を計画的に行うとともに、合併処理浄化槽設置及び維持管理に対する支援を行います。
次に分野5「市民・行政活動」です。
「市民活動」では、賑わいの創出による地域コミュニティの活性化に繋げるため、引き続き、行政区交付金や集会所整備補助金などの支援を実施してまいります。
「都市交流・国際交流・多文化共生」では、中学生の英国派遣を行いながら、国際性豊かな人材の育成と、令和6年度に友好協定を締結したケンジントン&チェルシー王室特別区との交流の深化を図ります。
また、外国人住民が暮らしやすい環境を整えるため、ごみの分別情報の多言語版を作成します。
「広域等連携」では、「こおりやま広域圏」及び「ふくしま田園中枢都市圏」との連携事業を推進し、市民サービスの向上に努めます。
また、包括連携協定を締結している本宮高等学校における総合的な探求活動と連携した取組みを継続して行ってまいります。
「情報通信」では、自治体情報システムの標準化・共通化やキオスク端末での証明書を発行し、「書かない窓口」を推進するなど、分野施策横断的にデジタル技術を活用し、市民サービスの向上と業務の効率化に取り組みます。
「行政活動」では、しらさわ地域の人口減少対策の一つとして、移住定住につながる関係人口・交流人口の拡大を目的として、首都圏などへのPR強化や新たに地域おこし協力隊との協働により、しらさわ地域の魅力を発信してまいります。
また、移住・定住を促進するため、移住者に対する支援やふるさと暮らし体験住宅「和暮和暮」の活用を継続するとともに、シティプロモーションの強化を図ります。
さらに、今後も引き続き、広報もとみや、市ホームページ、SNSなど、情報発信ツールを最大限に活用し、市内外に魅力を発信するともに、本宮市誕生20周年に向けたPRを行います。
ふるさと納税につきましては、目標寄附額を11億円とし、より多くの方々からご寄附いただけるよう魅力ある返礼品の充実に努め、本市のPRと地域産業の活性化に繋げてまいります。
いただいた寄附金につきましては、引き続き、本宮市を応援していただく皆さまのお気持ちを大切に、寄附者の意向に沿った形で市民の皆様のために活用させていただきます。
以上が、令和7年度の主な事業となります。
次に、令和7年第2回本宮市議会定例会が3月3日から開会されますので、上程いたします議案等について説明を申し上げます。
はじめに、今議会の補正予算の規模につきましては、
一般会計の総額は、3,897万7千円の減、公営企業会計を除く特別会計の総額は、1億1,357万8千円の増、水道事業会計、公共下水道事業会計の2つの公営企業会計の総額は、2,171万4千円の増となるものです。
次に、一般会計補正予算の主な内容等につきまして、ご説明申し上げます。
歳出においては、
一つに、防災重点農業用ため池の安全確認のため、市内5カ所のため池の水位を監視するカメラ設置に要する工事請負費を、
二つに、しらさわ地域の魅力発信に向けて、桜や各イベントで華やぐ4月の市外からの来訪者に、地域や人、特産品などの魅力に触れていただき、情報発信者として活動協力いただくためのツアー事業に要する経費を、
三つに、令和7年度の中学校の教科書改訂に伴い、教師用指導書等を購入する経費を、
四つに、国民健康保険直営診療施設経営の安定化に必要な診療施設財政調整基金積立に要する繰出金を、それぞれ計上しております。
なお、本補正予算の財源調整を行い、財政調整基金に4億6,910万2千円を積み立てるものであります。
この結果、本年度末残高において、14億1,000万2千円を確保したところであります。
次に、歳入では、決算見込みによる市税、地方交付税及び、市債など、各歳入予算の増減をそれぞれ計上しております。
この結果、歳入歳出予算のそれぞれから3,897万7千円を減額するものであります。
その他の議案といたしましては、
教育委員会委員の任命が1件、
固定資産評価審査委員会委員の選任が3件、
条例の一部改正が15件、
市道路線の廃止、認定が各1件、
堆肥センター指定管理者の指定が1件、
各会計補正予算が8件、
各会計当初予算が8件、
専決処分の報告が1件であります。
以上で、説明を終わらせていただきます。
令和7年2月27日 本宮市長定例記者会見資料_1~7 [PDFファイル/2.31MB]